明石海峡大橋を臨む古墳
- yumework
- 2021年5月19日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年6月2日

妻方の墓参りのルートに近いわりにこれまで訪れる機会がなかった。
今年の春彼岸の帰り道、コロナ禍で日頃の運動不足もあるので、高台にある墓園から歩いてみることにした。
なだらかな坂道を下ると、時おり視界が開けて垂水から #明石 の #瀬戸内海 、そして #淡路島 をつなぐ #明石海峡大橋 内海の先には左に大阪南部から #和歌山 右奥には #四国 もうっすらと見える。

ぶらぶらと30分ほど歩くと、やがて綺麗に整えられた五色塚古墳が現れた。
文化庁の前身の文化財保護委員会が昭和40年代に10年かけて発掘調査と、日本で初めて復元工事が行われた古墳。
4世紀終り頃、今は橋がかかる明石海峡とその周辺を支配した豪族が葬られていると推定される前方後円墳。
全長194mは兵庫県では最大、全国では40番目前後ながら、同時期のものとしては奈良北部の大王墓と肩を並べる大きさ。そこからは当時の瀬戸内の要所を治めたこの豪族の勢力が伺える。

3段に分かれた斜面はびっしりと石が敷き
詰められ、墳丘上には復元された鰭付円筒埴輪(ひれつきえんとうはにわ)が並べられ
ている。
階段を登りながら近づく埴輪列と、整え
られた墳丘。墳頂から四方見晴らした1600年後の景色。
2021/05/19記 for facebook & instagram

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